マナミです。

最近、SNSで「AIに仕事を奪われて収入が激減した」というフリーランスの方の記事が話題になっているのを目にしました。AIの進化が目覚ましい今、「自分の仕事は大丈夫だろうか?」と不安に感じている方も少なくないのではないでしょうか。

この記事では、AIと仕事の関係について、私自身のフリーランスとしての経験を振り返りながら考えてみたいと思います。結論から言うと、私は「特定のスキルを極める」のではなく「複数のスキルを掛け合わせる」ことで、AIには代替できない自分だけの価値を作っていけるのではないかな、と考えています。


Xで話題の「AI失業」、他人事じゃない?

「来月からこの記事、AIで書けるんで大丈夫です」

もしクライアントからこんな風に言われたら、誰だってドキッとしますよね。X(旧Twitter)で話題になっていたのは、Webライターとして活動していた方が、実際にこのようにして仕事を失ってしまったという内容の記事でした。

実際のポストはこちら

この話題に触れたとき、私自身は「AIに仕事を奪われるかも」という恐怖や不安をあまり感じませんでした。それは、自分のコンテンツに絶対的な自信があったから、というわけではありません。

むしろ、これまで自分が請け負ってきた仕事の中には、「あの仕事、もうAIができるようになったな」と感じるものは確かにあるんですよね。

フリーランスとして活動する中で、クライアントワークも経験しましたが、現在は自分の体験や価値観を反映できるコンテンツ作りに主軸を移しています。それは、AIの台頭を意識したというよりも、「自分だからこそ作れるもの」に力を入れていきたいという思いが強くなった、という自然な流れでした。

AI時代でも「この人から買いたい」は無くならない

AIに代替されやすい仕事と、そうでない仕事。その違いはどこにあるのでしょうか。私の経験から、2つの例を挙げてみたいと思います。

一つは、以前よく請け負っていた「商品PR」の仕事です。
これは、ただ商品のスペックを説明するだけでは価値がありません。企業側から求められるのは、実際に商品を使っている生活の様子や、それによって生活がどう変わったかという「リアルな声」です。

  • 実際に使っている場面を見せること

  • 生活の中でどう役立っているかを伝えること

  • その人自身の言葉で魅力を語ること

そこには、その人のライフスタイルや価値観が反映されます。インスタグラムなどで「この人が紹介しているコスメだから買いたい」「この人みたいになりたいから同じものを使いたい」と感じた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。このように「人」に紐づいた需要は、AIがどれだけ進化しても簡単には無くならないと感じています。

一方で、AIに代替されやすいと感じたのが「ガジェット記事」のような特化型記事、レビュー記事系。

以前、複数のガジェットを比較し、選ぶ際のポイントをまとめる記事を監修したことがあります。商品のスペックを比較したり、客観的な情報をまとめたりする作業は、まさにAIが得意とするところです。もちろん、実際に使ったリアルな感想という付加価値はありますが、もし記事のクオリティや情報量だけで勝負しようとすると、これからはかなり厳しくなるでしょう。

このように、「誰が発信するか」が重要になるコンテンツは人の価値が残りやすく、情報の正確さや網羅性が求められるコンテンツはAIに代替されやすくなっていくのかもしれません。

「誰でもできる仕事」から抜け出すために必要なこと

クラウドソーシングサイトを見ると、「誰でもできる」仕事がたくさんあります。(もちろん全てではないですが)私も以前は、そうした案件で収入を得られないかと考えたこともありました。しかし、そういった仕事の多くは、今後ますますAIに置き換わっていくでしょう。

発注者側から見ても、人間とコミュニケーションをとって修正依頼を出すよりも、AIに指示を出した方が早くて楽なケースは増えていきます。スピードやクオリティの面で、言われたことを正確にこなすだけなら、AIの方が強いのは明らかです。

では、こうしたクライアントワークにおいて、人間に求められることは何か?ということでいうと私は「提案力」思います。

依頼された内容をただこなすだけでなく、「この案件でしたら、こういう方向性も考えられますよ」「こんな要素を加えてみてはいかがでしょうか」と、AIがまだ気づかないような視点から先回りして提案する。そこにこそ、人間ならではの価値が生まれます。言われたことを100点でこなすのではなく、その先にある120点の価値提供・・・ということろに

スキルを掛け合わせて「自分だけの価値」を作る

「AIに仕事を奪われたらどうしよう…」
そう思って、新しい一歩を踏み出せずにいる人がいるとしたら、私が伝えたいのは「ひとつに絞らず、いろんなことをたくさんやってみよう」ということです。

これからの時代、ライティングだけ、デザインだけ、というように単一のスキルでなく複数のスキルを掛け合わせることが重要かなと思っています。

私自身、最初から何でもできたわけではありません。

  • 発信する中で、プラットフォームに応じた書き方や表現の仕方があることを学んだ

  • 文章より動画の方が伝わりやすいなと思ったものは動画にしたほうがいい

  • 動画のサムネイルを良くしたいと思い、デザインの知識が必要になってきた

こういう感じでいろんな要素をどんどん足していったんです。

見切り発車で始めたことばかりですが、そうやって必要に迫られて身につけたスキルが、点と点となって繋がり、今の「私=マナミ」のコンテンツを作り上げています。動画も、デザインも、テキストも、音声もやる。

色々なことに挑戦しながらも「私」というフィルターを通して組み合わせることで、オリジナルなコンテンツを

「0から1を生み出す部分を人間が担い、1を100に広げる部分をAIに手伝ってもらう」というイメージです。この考え方ができれば、AIは仕事を奪う脅威ではなく、自分の可能性を広げてくれる心強いパートナーになるんですよね。

まとめ

AIの進化で、私たちは「あなたにしかできないことは何ですか?」と常に問いかけられるようになりました。単一のスキルや、誰にでもできる作業は、今後ますますAIに代替されていくでしょう。

しかし、それは決して悲観的な未来ではありません。むしろ、私たち一人ひとりが持つ経験、価値観、想いといった、より人間らしい部分に価値が見出される時代が来るということです。

もし今、AIの存在に不安を感じているなら、ぜひ何か新しいことに挑戦してみてください。ライティングをメインにしているなら、その文章にあったイラストやサムネイルの作成のために少しだけデザインをかじってみる。アニメーションや動画編集にしてみる。自分に知識やスキルがなくてもAIはそういう壁をどんどん超えていくことができるのでその中で自分にしかできない組み合わせを見つけてどんどん発信していく。反応をみながら調整していく。この繰り返しですね。

「何から始めたらわからない」のであれば、なおさら、まずはなんでもやってみる精神でいいと思うんです。

色々やってみる中で、必ずつながるところが出てくるはずです。そうやって「スキルの掛け算」を意識することで、自分だけの価値やコンテンツが生まれます。

日々コツコツと発信しながら自分にしか作れないコンテンツを生み出すことに力を注いでいきましょう。私も、そのためのインプットとアウトプットを続けていきたいと思います!


●本記事は音声配信の文字起こしです


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この記事はnoteに掲載した記事を転載しています。