マナミです。

SNSの発信やコンテンツを作るときに、今すごく大切になってきているなぁと感じることがあります。それは「結論から伝える」ということです。今日は、私自身も常に気をつけている、この「結論ファースト」の重要性についてお話ししようと思います。

今の時代、視聴者や読者は「待ってくれない」んですよね。動画でも文章でも、最初の数秒、数行で「これは自分にとって見る価値があるか」を判断しています。その短い時間で興味を引けなければ、すぐにスワイプされてしまうのが現実です。

この傾向が特に顕著なのが、ショート動画の世界です。最近SNS伴走サポートをしていてショート動画を添削する機会が多くて特に感じることが多いんです。

例えば、お片付けやダイエットのような「ビフォーアフター」を見せるコンテンツってありますよね。以前なら、散らかった部屋(ビフォー)のインパクトをみせて「こんなお悩みありませんか?」と問題提起し、片付けていくプロセスを経て、最後にきれいになった部屋(アフター)を見せる、という構成でもよかったんです。少し前は。

でも今は、そのやり方だと最後まで見てもらえない可能性が高い。最初のぐちゃぐちゃな映像の時点で、「この先どうなるか分からない」と思われたら、その瞬間に離脱されてしまいます。なので、今は結論=結果の部分を先にもってくる必要があります。

最初に「これが、こう。」と、ぐちゃぐちゃだった場所がパッと綺麗になった映像を1秒で見せる。強烈なビフォーアフターの結果をまず提示するんです。そうすると、見た人は「え、どうやったの?」と興味を持ち、その後のプロセスや方法を知るために動画を見続けてくれやすくなります。先に「この動画を見れば、こんな未来が手に入りますよ」という結論を見せてあげることで、安心して見てもらえるわけです。

これは動画だけの話ではありません。テキストコンテンツでも全く同じことが言えます。私自身、音声配信の内容をnoteの記事にするとき、AIを使って文字起こしをしているのですが、その際に「記事の冒頭で、内容の概要をまとめてください」という指示文を固定で入れているので、音声のほうでで先に結論を言えていないときも記事にしたときにそこがちょっと修正されるようになってるんです。

文章を読むときも、私たちは「この文章、最後まで読んで納得できる答えが見つかるのかな?」と無意識に考えながら読み進めています。その見通しが立たないまま長い文章を読むのは、結構なストレスですよね。だからこそ、書き手は「この記事では、こんな内容についてお話しします」と、最初に地図を渡してあげる必要があるんです。

少し前まで、特にショート動画では「99%が知らない」「本当は言いたくなかったんだけど…」といった、強い言葉を使った「フック」で注目を集める手法が流行りました。もちろん今でも有効な場面はありますが、正直なところ、多くの視聴者がそういった決まり文句に少し飽きているような気もします。

「またこのパターンか」と思われてしまったら、せっかくのフックも逆効果です。ありきたりな言葉で気を引こうとするよりも、「この動画(記事)は、〇〇という結果をお見せするものです」と、誠実にコンテンツの中身を冒頭で示す方が誰にでもできるし、フックで過剰な表現をしなくてもいいから取り入れやすいんですよね。

最近、伴走サポートをさせていただいている中でも具体的なアドバイスをした例があります。一つは、キッチンのカトラリー収納がぐちゃぐちゃ、というお悩みを解決する動画でした。当初の台本では「見せするのも恥ずかしいんですが…」と、散らかった引き出しから始まっていました。そこで、「ぐちゃぐちゃの引き出しの映像から、1秒でスッキリ整頓された引き出しの映像に切り替えて『これがこうなった!』と最初に見せましょう」と提案しました。先ほど言ったまず解決後の理想の状態を見せることで、「どうやったの?」という興味を引き出す構成に変えたんです。

もう一つは、働き方が変わって忙しくなり、発信が思うようにできなくなったという方のルーティン動画。最初の内容だと、「忙しくて大変だけど、投稿を続けます」という、状況報告のようなメッセージになっていました。それでは見ている人にとってのメリットが分かりにくいので、「働き方が変わって忙しくなったけど、そんな私が見つけた暮らしのライフハックをお届けします」というように、視聴者が何を得られるのかを先に伝えるポジティブなメッセージに変えることを提案しました。

テーマや中身は変えなくても、順番を入れ替えたりプラスαで「ちょっといい未来」を見せるだけで、かなり変わります。

このように、常に「見る人は待ってくれない」という前提に立つことが大切です。そして、その感覚を掴む一番良い方法は、「自分自身がコンテンツを見ている時の感覚」を大事にすることだと思います。自分が他の人の投稿を見ていて、「これ、何が言いたいのか分からないな」と感じてすぐに離脱してしまった経験はありませんか?その「待てない自分」にヒントがあるんですよね。待たせない、すぐ見せてしまう、がいまはちょうどいいのかなと思ってます。

強い言葉で煽ったり、テクニックに頼ったりするのではなく、見る人が安心して楽しめるように、先に「見通し」を立ててあげる。それは、視聴者に対する一種の「配慮」なのかもしれません。なんか最近伸びないなーという人は、ぜひちょっと意識してみてください。

伴走サポートをさせていただきながら、私自身も日々たくさんのことを学ばせてもらっています。本当に感謝・・・

引き続き一緒にコツコツやっていきましょう。


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この記事はnoteに掲載した記事を転載しています。