マナミです。

最近、新しいAIツールを次々と試しているのですが、個別のツールが使えるようになったこと以上に、自分の中で大きな成長があったと感じています。それは「エラーが出た時に、ビビらず立ち向かえるようになった」ことです。

以前は黒い画面に赤い文字でエラーが表示されると、それだけで思考が止まってしまっていました。

文字起こしツールがうまくいかなかった時の・・・・・・

でも今は「お、エラーが出たな」と冷静に受け止め、それを解決していく過程自体を楽しめるようになりました。このマインドの変化こそが、今年一番の収穫かもしれません。今回は、私がどうやってエラーへの恐怖心を乗り越えたのか、その考え方や具体的な対処法についてお話しします。


AIツールとの格闘で見つけた、一番の「成長」

今年に入ってから、ObsidianやOpal、Open Claw、そしてAntigravityなど、たくさんのAIツールを触ってきました。自分の仕事に活かせるようになったのも嬉しい成果です。

ですが、反映してみて「一番成長したな」と感じるのは、もっと根本的な部分でした。それは、何か新しいことを試してエラー表示が出たときに、慌てずに対処できるようになったことです。この精神的な部分の成長があったからこそ、少し複雑なセットアップが必要なツールにも挑戦できたのだと感じています。

特に、プログラミングの知識がなくてもAIと対話しながらアプリやツールを開発できる「Antigravity」を使い始めてから、この感覚はより強くなりました。

実は今、このAntigravityとChromeの拡張機能を連携させたBrain教材を作っているのですが、その中でも「エラーへの向き合い方」について、まるまる1章を割いて解説しているほど、このテーマは重要だと考えています。

「エラーは失敗じゃない」と考え方が変わった

AIツールを使っていると、「いかに少ない指示で、一発で良い生成物を出すか」という点が重視されがちです。特に、画像生成AIや音楽生成AIのように、生成するたびにクレジットを消費したり、API料金がかかったりするサービスでは、試行回数は少ないに越したことはありません。なるべく無駄なく、効率的に、という考え方になるのは自然なことです。

しかし、開発系のツールを触るようになり、私のエラーに対する考え方は180度変わりました。開発におけるエラーは「失敗」ではなく、「AIとのコミュニケーション」において重要なんですよね。

AIが書いてくれたコードをコピペして貼り付けたときに、エラーが出たとします。エラーが出たら、そのエラーメッセージをそのままAIに「こんなエラーが出てるんだけど、どうしたらいい?」と聞くだけでいいのです。するとAIは「それならファイルをこう書き換えましょう」とか「これとこれが干渉しているようなので、ここを削除してこう修正しますね」と、次の解決策を提示してくれます。

つまり「エラーを起点とした、AIとの新しい対話が始まる」わけです。この感覚を掴んでから、エラーが出ることへの抵抗感がすっかりなくなりました。むしろ、エラーが出たら「ここからどう進めようか」と、次のアクションに繋がるヒントをもらえたような気持ちにさえなります。

エラーが出たらどうする?具体的な対処法(ショートカットキー・マウスのボタン割り当て)

エラーを怖がらなくなったとは言っても、もちろん具体的な対処法を知っていることは大切です。私が実践しているのは、とてもシンプルな方法です。

  • エラーメッセージ(テキスト)を丸ごとコピーしてAIに聞く

  • エラー画面のスクリーンショット画像を撮ってAIに見せる

基本はこれだけです。ターミナルの黒い画面に出てくる英語のエラーメッセージも、意味が分からなくても大丈夫です。全部選択してコピーし、ChatGPTやAntigravityに「このエラーを解決したい」と貼り付けて聞くだけです。

そうすれば、ほとんどの場合、AIが原因と解決策を教えてくれます。大切なのは「エラーが出たら、止まらずにまず聞いてみる」という姿勢です。

この感覚を身につけることができれば、これからどんな新しいAIツールが出てきても、きっと臆することなく触っていけるはずです。ターミナルを使うような少し専門的に見えるツールであっても、「エラーが出ても大丈夫」という安心感があれば、新しいツールへの挑戦のハードルもぐっと下がります。

私の教材でエラー対処法に多くのページを割いているのも、この「大丈夫」という感覚を、手を使って動かしながら体感してもらうためです。一度この感覚を掴んでしまえば、それは今後ずっと役立つ強力なスキルになります。

エラー対処の心理的なハードルを下げるために、私は作業環境そのものも見直しました。いかにスムーズに「エラーをAIに聞く」というアクションに移れるかが重要だと考えたからです。

具体的には、ショートカットキーをフル活用しています。

  • テキストの全選択とコピーペースト: Ctrl + A、Ctrl + C、Ctrl + V

  • 画面の範囲選択スクリーンショット: Ctrl + Shift + 4 (Macの場合)

  • コピペツール: Paste

特に、画面の一部を切り取ってそのままクリップボードに保存できるスクリーンショット機能は本当によく使います。エラーが出ている箇所をサッと撮影して、チャット画面にポンと貼り付ける。この一連の流れがスムーズにできるだけで、ストレスはかなり軽減されます。「3つ前にコピーしたやつを……」と思った時もPasteで解決できます。

過去にコピーしたものを呼び出せるPaste
Paste – Limitless Clipboardアプリ - App Store App Store でPaste Teamの「Paste – Limitless Clipboard」をダウンロード。スク apps.apple.com


最近はマウスもロジクールのトラックボールに変えて、マウスのボタン自体にこのスクリーンショットのショートカットやPasteアプリの表示を割り当て、キーボードを押さえる工程を減らしました。これで、エラーが出た瞬間にパッと撮影し、質問できます。

スクリーンショット、Paste、画面を閉じるショートカットを割り当ててます

このように、エラー対処を「面倒なこと」と捉えるのではなく、サクッと対応できるように環境を整えることも、エラーへの苦手意識を克服する上ではとても効果的でした。

まとめ

この数ヶ月、様々なAIツールと向き合う中で私が得た一番の学びは「エラーは怖くない」ということでした。

エラーメッセージは、作業を中断させる障害物ではなく、問題を解決するための貴重なヒントがそこに詰まっています。

もちろん、今でもOpen ClawとLINEを連携させようとしてうまくいかなかったり、対処しきれていないエラーはあります。なんなら仕事だけでなく、こどもを育てる、家事をこなすという日常の中でもエラーは頻繁に起こります。

でも、大切なのは「エラーは起きるものだ」と受け入れた上で、「起きた後にどう動くか」を考えることです。

これはAIツールに限らず、あらゆる新しい挑戦に言えることかもしれません。分からないことや失敗を恐れずに、まずは一歩踏み出してみる。もし壁にぶつかったら、そのときはまたそこから考えればいい。そんな風に、これからも色々なことを恐れずに挑戦し、楽しんでいきたいと思っています。


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この記事はnoteに掲載した記事を転載しています。