マナミです。週末なのでちょっと育児や家庭の考え方、のお話です。

「パパが遊んでくれていいね」という言葉、皆さんはどう感じますか?一見、とてもポジティブで、褒め言葉として使われることが多いですよね。でも私は、この言葉をかけられると、ものすごく違和感を覚えてしまうんです。

我が家の夫は、もともと子どもが好きで、本当によく遊んでくれます。子どもたちもパパと遊ぶのが大好き。一方で私はというと、実は子どもとべったり一緒に遊ぶのはあまり得意ではありません。

これは元幼稚園教諭だった経験も関係しているのですが、一人の子とじっくり付き合うよりも、子ども自身が遊びを見つけられるような「環境を整える」ことや、遊びをサポートする声かけに徹する方がしっくりくるんですよね。特に今は4歳、2歳、1歳と小さい子どもが3人いるので、みんなが安全に楽しく遊べる空間を作る方に、自然と意識が向いています。

最初は、この役割分担でうまくいっていると思っていました。私が苦手な「べったり遊ぶ」を夫が担当してくれて、需要と供給が一致している、と。でも、だんだんと「本当にこれでいいんだろうか?」というモヤモヤが心の中に生まれ始めたんです。

きっかけは、日常の些細なことでした。子どもたちが「カエルの折り紙、折って」と持ってくる。夫は一人ひとりに付き合って、スマホでYouTubeを見ながら一生懸命折ってあげています。その間、私は夕飯の準備をしたり、お風呂の用意をしたり、散らかったおもちゃを片付けたり…。

子ども達は待ってるだけ。そして、折ってもらうのは僕が先、私が先、パパ早くといって謎に喧嘩や文句が増える。その対応にまた時間がかかる。

そうして夫が子ども一人にべったり関わっている時間が長ければ長いほど、生活に関わる準備や家事はすべて私一人にのしかかってきます。ふと、「パパは子どもと遊ぶ担当、私はそれ以外の全てをやる担当。これって、ちょっとおかしくない?少し区切りをつけてもっと家のこともして欲しいのに」「子どもたち、やってもらっているのに文句ばかり」という思いがこみ上げてきて、それが上手く言えなくて夫にも子どもにもブチギレちゃったことがあるんですよね。

この違和感の正体を考えてみると、いくつかの問題が見えてきました。

一つは、「夫が遊びに集中することで、子どもたちが自分で考える機会が失われているのではないか」という懸念です。パパが何でもやってくれる「なんでも屋さん」になってしまうと、子どもたちは自分で工夫したり、試行錯誤したりしなくなってしまう。

そして夫も子どもたちも、自分でやってくれることが増えれば(遊びでも、生活習慣でも)私がひとりでいろんなことを抱えずに済むのではと思ったんです。

「パパが遊んでくれていいね」と言われたことがあって自分でもそう思ってたけど、なんか違う気がする。ってここで気づいたんです。だいたい「母親が子どもの世話をしたり遊んだりするのは当たり前なのに、父親がそういうことをすると褒められる・・・というのはよく考えたら結構謎ですよね。

以前は私も「子どもと遊ぶ時間がないパパもいるんだから、うちは恵まれているんだ」と思ってました。でも、自分の中に生まれた違和感を無視することはできなかったんです。

「子どもとじっくり遊んでくれる素敵なパパ」それはそれで、良いことなのですが、ただその裏でママが一人で家事育児の負担を全て背負い、心に余裕がなくなっているとしたら、それはその家庭にとって本当にベストな状態なのか?と思うのです。

この経験を通じて、私も他のご家庭を見たときに、安易に「遊んでくれるパパ、いいね」という言葉を使うのは気をつけようと思いました。

パパが子どもとたくさん遊んでくれること自体は、とても良いことだと思っています。こただ大切なのは、「その状況が、家庭全体として本当にうまくいっているのか?」という視点を持つことかなと。パパが遊び担当、ママが家事担当、というように役割を固定化するのではなく、(時にそういうことはあっても)基本はお互いの状況を見ながら柔軟に協力し合う。時にはパパが家事をしている間に、ママが子ども関わる時間があってもいいんですよね。

「ママだから当たり前」「パパだから偉い」という考え方ではなく、同じ「親」として対等な立場で、どうすれば家族みんなが心地よく過ごせるかを話し合う。それぞれの家庭に合ったバランスを見つけていくことこそが、難しいけれど大事なんだよなぁ・・・と思っています。


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