マナミです。

先日、保育士だった頃のことを思い出しながら、リールを更新しました。自分は「お子さん、熱が出ました」と電話をかける側だったんですよねー。

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A post shared by マナミ|扶養内フリーランス|4・2・1歳ママ (@mm_goodlife)

「子どもが熱を出した」と職場に謝りながら電話をかけるお母さんたちの姿と、フリーランスになった今の自分を重ねて考えていました。

私の働き方は、「これがやりたい」というポジティブな動機以上に、「こういう状況は避けたい」という気持ちから形作られてきた部分が大きいんですよね。

保育士として働いていた時、保護者の方へのお迎え要請の電話をかけるのは私の役目でした。電話口で何度も謝るお母さんたちの声を聞き、職場の方に「ごめんなさい」と頭を下げている姿を想像すると、「なぜこんなに謝らなければいけないんだろう」といつも胸が痛みました。子どもが熱を出すのは当たり前のことなのに、そのたびに肩身の狭い思いをする。

「子どもが体調を崩した時に、なるべく謝らなくて済むほうがいい」。こういったことが私がフリーランスという働き方を選んだ、一つの大きな理由になっています。そしてすぐ迎えに行けること、連絡がつきやすいこと。それは保育の現場から見ても、安心できる状況なんですよね。

こうした「やりたくないこと」や「避けたい状況」を一つひとつ考えていくと、私にとって在宅で、自分の裁量で働ける今の環境が最適解なのだと気づかされます。「好きなことで生きていく」という言葉も素敵ですが、私にとっては「嫌いなことをしない」という選択が、自分らしくいられるための大切な生存戦略なんです。

ちなみに保育園選びでは園の中身や先生の雰囲気ももちろん大切ですが、私が何よりも優先しているのは「物理的な距離」です。今は自宅から車で3分、信号に引っかからなければあっという間に着く。「あのお母さんは、電話をすればすぐ来てくれる」という安心感は、先生とのコミュニケーションのしやすさにも繋がり、結果的に子どもに良い影響を与えるんですよね。だから、保育園選びで迷っている方には、まず物理的な距離で候補を絞ってから、園の見学に行くことをおすすめしています。

私が勤めていた園長先生や主任の先生は、子どもの家庭状況を把握するプロ中のプロでした。書類に書かれた緊急連絡先の順番通りにかけるのではなく、「今このご家庭はこういう状況だから、2番ではなく3番目の人にかけてみて」といった指示があったり。それは、普段の送り迎えの様子や保護者の方との何気ない会話から、夫婦関係や祖父母との関係性を読み解き、今一番繋がりやすく、かつ角が立たない連絡先を判断していたんですよね。文字や文面からは読み取れないものを読み取る(読み取ろうとする)能力が凄まじかった・・・

やはりこういう経験から、「自分が親になったら、すぐに連絡がつく親でありたい。そういう働き方がしたい」と強く思うようになりました。

フリーランスになってからも、収入が不安定になったり、仕事で少し嫌な思いをしたりすると、(あまりないですが)「やっぱり外で働いた方がいいのかな」と心が揺れる瞬間はあります。

でも、そんな時にいつも私を引き止めてくれるのが、「自分がしたくないことをする働き方に戻っていいのか?」という問いかけです。

職場の人たちに気を遣いながら子どものことで謝り続けることだけでなく結構神経質なこともあってエアコンの温度を調整できないことや周りのパソコンの音、声をかけられることなどなど、苦手なんですよね。私が「やりたくない」「避けたい」と思ってきたことのリストが、在宅でフリーランスを続ける理由をつくっています。

「好きなこと」を仕事にするのは素晴らしいことです。でも、それと同じくらい「嫌いなこと」をしない選択も、自分を守り、活動を長く続けていくための重要な原動力になるのだと、私は思っています。

皆さんは、「こういう働き方は嫌だ」「こんな自分は嫌だ」と感じることはありますか?そのネガティブな感情こそが、意外にも、これからの自分を形作っていくものになるのかもしれません。


●本記事は音声配信の文字起こしです

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この記事はnoteに掲載した記事を転載しています。